運営:日本緊急水道修理業協会 準備事務局(法人化準備中。代表 中村 覚信の個人事業です)。国や自治体が運営する団体ではなく、非営利法人でもありません。 関連事業との関係について運営:準備事務局(法人化準備中・代表の個人事業)。国や自治体の団体でも、非営利法人でもありません。 関連事業との関係について

水道管の凍結が心配なとき・凍ったとき:予防と溶かし方、破裂時の対処

「水道管の凍結 溶かし方と破裂時の対処」と書かれた、濃紺の背景の画像

最終確認日:2026年10月27日

水道管が凍って水が出ないときは、自然に溶けるのを待つか、凍った部分にタオルなどを巻いて、上からぬるま湯をゆっくりかけます。
熱湯は、水道管が破裂するおそれがあるため、かけないでください。
破裂して水が漏れているときは、元栓を閉めて水を止め、水道局の案内で、指定給水装置工事事業者に修理を依頼します。

水道の扱いや連絡先は自治体によって異なるため、お住まいの水道局の案内もあわせてご確認ください。

目次

凍って水が出ないとき:溶かし方と、やってはいけないこと

水が出ないときは、次の順で進めます。

  1. 蛇口を閉めた状態で、自然に溶けるのを待ちます(東京都水道局、大阪府)。
  2. 早く溶かしたいときは、凍った部分にタオルなどを巻き、その上から、ぬるま湯をゆっくりかけます(東京都水道局、大阪府、長野県)。保温材を巻いている管は、保温筒を外してからタオルを巻くと札幌市は案内しています。
  3. 水が出るようになったら、水道管や蛇口のまわりから水が漏れていないかを確かめます。これは公的機関の資料ではなく、当協会の考え方です。

ぬるま湯の温度は、案内によって書き方が異なります。
東京都水道局は「人肌程度(40℃程度)」、大阪市水道局は「常温に近いもの」としています。
長野県と札幌市は、温度を書いていません。

トイレが凍ったとき

LIXIL(メーカーの案内)は、トイレの給水管と排水管が凍ったときの対処を、次のように案内しています。
お使いの製品の取扱説明書やメーカーの案内もご確認ください。

  • 給水管が凍ったとき:部屋を暖める、タオルを被せてぬるま湯をゆっくりかける、ドライヤーの熱風を給水管から20cm程度離して当てる
  • 排水管が凍ったとき:自然に解けるのを待つか、40℃以下のぬるま湯を少しずつ流す。排水管が凍っているときは、水を流さない

ドライヤーは水のかかる場所で使うため、濡れた手や床に注意してください。
これは公的機関の資料ではなく、当協会の考え方です。

やってはいけないこと

  • 熱湯をかける:水道管や蛇口が破裂することがあります(東京都水道局、大阪府)。長野県は、やけどの原因にもなるとしています。
  • 蛇口などに直接お湯をかけたり、直火を当てたりする:破裂や火災の危険があります(札幌市、LIXIL)。
  • トイレの便器に熱湯を入れる:温度が急に変わることで、便器が割れることがあります(LIXIL)。

水道管が破裂して水が漏れているとき

水道管が破裂して水が漏れているときは、次の順で進めます。

  1. 元栓を閉めて水を止めます。
  2. 水道局の案内で、修理を頼む先(指定給水装置工事事業者)を探します。
  3. 賃貸住宅では、管理会社か大家さんに連絡します。

1. 元栓を閉めて水を止める

水道管が破裂したときの止水について、東京都水道局は、メータボックス内のバルブを閉めて水を止めるよう案内しています。
大阪府は、応急措置として、メーター付近にある止水栓を閉めて水を止めるよう案内しています。
長野県の上田水道管理事務所も、止水栓を閉めるよう案内しています。

元栓は、水道メーターの近くにあるバルブです。
案内によって、呼び方が異なります。

元栓の閉め方と、閉まらないときの対処は、水漏れしたときの応急処置:止水栓・元栓の閉め方とやってはいけないことで説明しています。

2. 修理を頼む先を、水道局の案内で探す

指定給水装置工事事業者は、水道局が指定した、水道管や蛇口などの工事を行える事業者です。
大阪府は、指定給水装置工事事業者に、修理(有料)を依頼するよう案内しています。

探し方は、水道局によって異なります。
たとえば、大阪市水道局は、給水装置の修理は指定給水装置工事事業者(指定工事店)に依頼するよう案内し、一覧を見るか、お客さまセンターに問い合わせて確認できるとしています。
札幌市水道局は、凍結修繕は、指定給水装置工事事業者のうち「凍結修繕に○の業者」に依頼するよう案内しています。
お住まいの水道局のページで、指定給水装置工事事業者の一覧があるかを確かめるか、水道局の案内窓口に相談してください。
夜間や休日の受付があるかも、水道局のページで確かめてください。

指定を受けていることは、事業者の信用性を保証するものではないと、国民生活センターは説明しています(2018年12月20日発表)。
会社名や所在地、料金の確かめ方は、水道修理を電話で依頼する前の確認リスト:会社の確かめ方と準備で説明しています。

3. 賃貸住宅では、管理会社か大家さんにも連絡する

賃貸住宅にお住まいの方は、管理会社か大家さんにも連絡してください。
国民生活センターは、トイレの修理についてのリーフレットで、大家や管理会社に緊急時の対応を相談しておくよう案内しています(2023年3月)。

凍結を防ぐには:凍りやすい条件と、予防のしかた

凍りやすい条件

気温の目安として、東京都水道局は、気温がマイナス4℃以下になると凍結しやすいと言われているとしています。
風が当たりやすい場所や、日が当たりにくい場所では、マイナス4℃に達しなくても凍結のおそれがあるとしています。

予防のしかた

  • 保温材を巻く:露出している水道管や蛇口は、保温材やタオルなどを巻き付け、直接寒風に当たらないようにします(大阪府)。東京都水道局は、保温材をひもで固定し、その上から保温材がぬれないように、ビニールテープなどで蛇口の根元まですきまなく巻く方法を案内しています。毛布や発泡スチロールでも代用できるとしています。
  • 水を抜く:水抜き栓(不凍栓)を使う方法があります(札幌市、長野県)。使い方は、お住まいの水道局や住宅設備のメーカーの案内でご確認ください。
  • 蛇口から水を少し出しておく:凍結しにくくなるとされています。出した水は、洗濯などに使うとよいとしています(大阪府)。
  • メーターボックス:布や発泡スチロールを入れて、保温します(長野県)。

解けないとき・修理を頼むときに確かめること

修理が必要なときは、指定給水装置工事事業者に依頼します(大阪府、札幌市)。
修理には費用がかかります。
大阪府は、修理は有料としています。
札幌市は、水道局は凍結修繕を行わず、修繕費用は自己負担としています。
札幌市は、見積りや出張が有料の場合があるとも案内しています。

修理業者を急いで探すときも、広告の「〇〇円〜」だけで決めないでください。
広告の読み方は水道修理の広告にある「〇〇円〜」の読み方:表示金額と請求額の差で、電話をかける前の確認は水道修理を電話で依頼する前の確認リスト:会社の確かめ方と準備で説明しています。
請求に納得できないときは、水道修理の格安広告から高額請求になる流れと、電話で確かめることもご覧ください。

代表が見てきたこと

2009年から駆け付け型の水道修理業界に携わってきた当協会の代表が、見てきた範囲でお伝えします。
凍結で、お客様が困った場面で最も多かったのは、「朝起きたら水が出ない」というものでした。
お客様は、掃除、洗濯、入浴、料理、洗い物、トイレのすべてが使えず、生活できない、と話していました。
次に多かったのは、凍った配管が破裂して水が漏れた、という場面です。
こちらは、気温が上がる昼間ごろから多くなりました。

代表が見てきた範囲で、凍結しやすかったのは、次のような配管や状況です。

  • 保温材を巻いていない、露出した配管
  • 日が当たらない場所の配管
  • 保温材がボロボロになっている配管
  • 長期間、留守にしていた家の配管

先にしておくべき対処として、代表は次のことを挙げています。

  • 蛇口から少しだけ(糸を引く程度)水を出しておくこと
  • 寒冷地では、水抜き栓で水を抜いておくこと

しない方がよい対処として、代表が挙げているのは、次のとおりです。

  • 配管に熱湯をかけること(温度差で配管が破損する)
  • 蛇口を無理にひねること

出典・参考

更新履歴:2026年10月27日 公開

当協会について

当協会は、水道修理工事を行っていません。
水道修理業者のご紹介は、現時点では行っていません。

免責

この記事は、公的機関などの資料をもとにした一般的な情報提供です。
ご自宅の状況や契約の内容によって、結論は変わることがあります。
個別のご事情は、消費生活センター(188)などの専門の窓口にご相談ください。

作成について

この記事の作成:日本緊急水道修理業協会 準備事務局
当協会と、代表が運営する別のサイトとの関係は、関連事業との関係についてをご覧ください。

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