運営:日本緊急水道修理業協会 準備事務局(法人化準備中。代表 中村 覚信の個人事業です)。国や自治体が運営する団体ではなく、非営利法人でもありません。 関連事業との関係について運営:準備事務局(法人化準備中・代表の個人事業)。国や自治体の団体でも、非営利法人でもありません。 関連事業との関係について

止水栓の場所と見つけ方:トイレを中心に、形と回し方の違いも解説

「止水栓の場所と見つけ方・形の違い」と書かれた、濃紺の背景の画像

最終確認日:2026年10月30日

止水栓は、トイレや洗面所、キッチンなどの器具ごとに、その器具につながる給水管の水を止める弁で、形は、ドライバーなどで回すものと、ハンドルが付いたものがあります。
トイレではタンクの形式ごとに位置の目安がありますが、洗面所やキッチンの止水栓の具体的な位置は、公的機関の資料では確認できていません。
止水栓が見つからないとき、固くて回らないときは、無理に回さず、家全体の水を止める元栓を閉めます。

止水栓の形や位置は、製品や建物、設置された時期によって異なるため、お使いの器具の取扱説明書や、お住まいの水道局の案内もあわせてご確認ください。

目次

止水栓と元栓は、止まる範囲が違います

この記事では、器具ごとの弁を「止水栓」、水道メーターの近くにある家全体の弁を「元栓」と呼びます。
止水栓は、その器具の水だけを止めます。
元栓は、家全体の水を止めます。

ただし、資料によって呼び名が混ざります。
東京都水道局は、メーターボックス内のバルブを「止水栓」と書き、日頃から「元栓」の位置を確認するよう案内しています。
広島市は「メーター止水栓」、半田市は「甲止水栓」、北九州市は「止水栓(水道の元栓)」と書いています。
同じ「止水栓」という言葉でも、器具ごとの弁を指す場合と、メーターボックス内の弁を指す場合があります。

止水栓と元栓の違いの表は、水漏れしたときの応急処置:止水栓・元栓の閉め方とやってはいけないことにあります。
元栓の場所の探し方は、水道の元栓の場所と閉め方・戻し方:メーターボックスの中を確かめるで説明しています。

器具ごとの止水栓はどこにある?トイレのタンク形式別の目安

トイレの止水栓の位置は、北九州市上下水道局が、タンクの形式ごとに案内しています。
北九州市は、トイレの水が止まらないときに、トイレの止水栓のねじをドライバーで締めるよう案内する中で、位置を示しています。

  • ロータンク式(便器の後ろの低い位置にタンクがある形):タンク背面のパイプの下のほう
  • ハイタンク式(壁の高い位置にタンクがある形):タンクから少し離れた左下付近
  • フラッシュバルブ式(タンクがなく、レバーで直接流す形):レバー付きパイプの隣にあるパイプの上端

ロータンクの作業のあとに止水栓を開けるときの注意も、メーカーが案内しています。
パナソニックは、ロータンク内の作業のあと、止水栓を少しずつ開け、タンクの水位が基準を超えてあふれないよう調整する、と案内しています。

洗面所やキッチンなど、ほかの器具の止水栓の具体的な設置場所を述べた公的機関の資料は、確認できた範囲では見つかっていません。
広島市は、器具に止水栓がある場合は、それで一時的に水を止められると案内しています。
器具の止水栓が見当たらないときは、メーターボックス内の元栓(資料では「止水栓」と書かれています)を閉めるなどの応急処置をしてから、指定給水装置工事事業者に連絡して修理するか、器具を取り付けた業者に相談するよう案内しています。

メーカー別の止水栓の形状も、公的機関の資料やメーカーの公式ページでは、確認できた範囲では見つかっていません。
LIXILの案内ページには、位置を画像で示す例があります。
お使いの器具の取扱説明書やメーカーの案内で、位置を確かめてください。

止水栓の形:ドライバーで回す形と、ハンドルの形

資料から確認できる止水栓の形は、大きく2つです。

  • ドライバー(またはコイン)で回す形:北九州市はドライバーでねじを締める、と案内しています。広島市も、ドライバーでねじを締める、としています。国民生活センターは、コインやドライバーなどで時計回りに閉める、と案内しています(2023年3月)。
  • ハンドルが付いた形:広島市は、ハンドル付きの場合は手で締める、としています。LIXILも、ハンドルがある場合は、時計回りに回して給水を止める、としています。

閉める向きは、国民生活センターとLIXILの資料で、時計回りと案内されています。
具体的な閉め方と、固くて回らないときの注意は、水漏れしたときの応急処置:止水栓・元栓の閉め方とやってはいけないことで説明しています。

止水栓が見つからないとき、固くて回らないとき

代表が見てきたこと

2009年から駆け付け型の水道修理業界に携わってきた当協会の代表が、見てきた範囲でお伝えします。
止水栓について、お客様の側では、次のようなことがありました。

  • お客様は、「止水栓」と「元栓」を、同じ意味で使っていることが多くありました。代表が見てきた範囲では、全体を止めるものを元栓、一部を止めるものを止水栓と、分けて呼ぶことが多くありました。
  • ハンドルの形は分かりやすい一方、ドライバーで回す形(溝が付いたもの)は、止水栓だと気づかないことがありました。
  • 混合水栓(お湯と水を1つの蛇口で出す水栓)の根元(足の部分)にある止水栓は、あまり知られていませんでした。

出典・参考

更新履歴:2026年10月30日 公開

当協会について

当協会は、水道修理工事を行っていません。
水道修理業者のご紹介は、現時点では行っていません。

免責

この記事は、公的機関などの資料をもとにした一般的な情報提供です。
ご自宅の状況や契約の内容によって、結論は変わることがあります。
個別のご事情は、消費生活センター(188)などの専門の窓口にご相談ください。

作成について

この記事の作成:日本緊急水道修理業協会 準備事務局
当協会と、代表が運営する別のサイトとの関係は、関連事業との関係についてをご覧ください。

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